初期キリスト教の様子を今に伝える建物達

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イタリアの世界遺産紹介、最後にご紹介するのはイタリアの中部の中でも北寄りに存在する都市、
ラヴェンナの史跡である、ラヴェンナの初期キリスト教建築物群です。

この建築物群は5世紀初頭から6世紀末に建設されました。
世界大戦勃発まで建て替えが行われずにオリジナルの状態の建築物が豊富に残っていました。
しかし、2度の世界大戦により一部の建物は破損しましたが、
今でも世界遺産に登録されている建物はほぼ当時の状態となっています。

建築物群にはサンタポリナーレ・インクラッセ聖堂やガッラ・プラキディア廟堂などがあります。
サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂6世紀中期に建設された建物で、
現在でも内部の空間構成はほぼ当時のままとなっています。
内装は豪華ではないものの聖堂としての品位を損なわない華美さを持っています。
しかし残念なことに壁面のモザイクは失われてしまっていますが、
アプスと呼ばれる教会外部に張り出して半ドームを形成している部分には素晴らしいモザイクが今も残っています。
ガッラ・プラキディア廟堂5世紀に建設されました。
非常に質素なレンガ造りであり、油断していると素通りしてしまうような外観です。
しかしこの建物は建築群を建設するために活動を行ったガッラ・プラキディアの霊廟であり、
霊廟であることが正しければ、埋葬の痕跡が残っている可能性がありますが、詳しい発掘は行われていません。

ラヴェンナの建築物群は全体的に他の世界遺産に登録されている大聖堂などに比べると地味で質素なものに感じられます。
しかしその大聖堂が豪華な装飾をほどこされているのはキリスト教の施設である点が非常に大きいです。
言わばこの建築物群は大聖堂などのルーツの一端に当たります。
大聖堂などの歴史の重量感を実感した人は是非ともこの建築物群も見学して何世紀も多い歴史を感じてみてください。

これにてイタリア世界遺産紹介の記事は最後になります。稚拙な文章をここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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